2023/12/01 17:44
身近であるようで、意外と飲む機会の少ない『カフェインレス』
カフェインが除去されることで、身体にどれだけの効果があるのか。
理解しながら食事をするのと、そうでないものでは大きく健康面での違いが出てきます。
以下に、カフェインによるカラダへの影響をまとめました。
■カフェインが身体にもたらす効果
眠気を抑制する<覚醒作用>
疲労感を減少・抑制する<興奮作用>
身体の血流を促す<血管拡張作用>
老廃物の排出を促す<利尿作用>
■カフェインによって引き起こされる摂取障害
・中枢神経系の刺激によるめまい
・不安障害
・不眠症、睡眠障害
・貧血症状、脱水症状
・腹痛、下痢、吐き気
・バランスの乱れ、及びシミ・そばかすなどの増加
など、様々な影響があると言われています。
また、これらの影響により、妊婦がカフェインを摂り過ぎることにより、出生児がへの健康リスクが高くなる可能性があるとし、厚生労働省から以下のような注意喚起がされています。
”食品からのカフェインの摂取に関しては、国際機関などにおいて注意喚起等がなされています。
例えば、世界保健機関(WHO)は、2001年にカフェインの胎児への影響はまだ確定はしていないとしつつも、お茶、ココア、コーラタイプの飲料はほぼ同程度のカフェインを含んでおり、またコーヒーはその約2倍のカフェインを含んでいることから、妊婦に対し、コーヒーを1日3から4杯までにすることを呼びかけています。 また、英国食品基準庁(FSA)では、2008年に妊婦がカフェインを取り過ぎることにより、出生時に低体重となり、将来の健康リスクが高くなる可能性があるとして、妊娠した女性に対して、1日当たりのカフェイン摂取量を、WHOよりも厳しい200mg(コーヒーをマグカップで2杯程度)に制限するよう求めています。”
厚生労働省:食品に含まれるカフェインの過剰摂取についてQ&A ~カフェインの過剰摂取に注意しましょう~ から抜粋。
これらから、現代において、『カフェインとの付き合い方』が注目されるようになってきています。